真性包茎の悩みと放置しておくことのリスク

真性包茎に悩む人は多い

日本人男性の場合、包茎に悩んでいる人のうちおよそ5%程度が真性包茎だといわれています。
仮性包茎とは異なり、勃起した際にも亀頭が皮に包まれているため、性交渉に悪影響を及ぼしてしまうのが問題です。
症状によっては、勃起しただけで痛みが生じてしまうこともあるといいます。
また刺激を感じにくく、性交渉をしても快感が少ないといったケースもあるようです。
真性包茎の悩みは、性交渉に関わるものだけではありません。
皮と亀頭が癒着してしまっているため、衛生面でもトラブルが起きやすくなります。
しっかりと洗えないため臭いが気になる、そんな悩みを持つ方も少なくないでしょう。
衛生状態を保ちにくいことが原因で、病気のリスクも上がってしまいます。
亀頭の成長が阻害され、ペニスが先細りのような形状になってしまう可能性もあるのです。
真性包茎は見た目上の悩みを生じさせるだけでなく、様々なリスクをもたらしてしまいます。

真性包茎を放置するとどうなるか

真性包茎は自然に治る可能性が低いため、専門クリニックなどで治療を受けることが大切です。
そのまま放置していると、包皮の内側で炎症になる亀頭包皮炎を発症するリスクが高まります。
亀頭包皮炎は赤みやかゆみをもたらす症状であり、悪化すると腫れて膿が生じることもあります。
抗生物質などで対処できますが、根本的な原因を解消しないと、再発するおそれがあるでしょう。
真性包茎は衛生を保ちにくいことから、性病になるリスクも高まるとされています。
その他にも避妊具が装着しにくい、外れやすいといった問題が生じることもあるでしょう。

真性包茎は仮性包茎と異なり、保険治療の対象となっています。
衛生上に問題があり、性交渉の妨げになるという理由から、医学的に治療が必要だと判断されているのです。
病気のリスクがあるだけでなく、性交渉に関する悩みやトラブルの原因ともなりますので、真性包茎の症状がある場合は放置せず診察を受けたほうが良いといえます。

まとめ

見た目上の悩みになりやすい仮性包茎と異なり、真性包茎には健康に悪影響をもたらすなど、実質的な問題点があります。
病気になるリスクを減らし、性交渉を無理なく行うためには、適切な治療を受けることが大切でしょう。
真性包茎の治療では、背面切開術や環状切開術などといった手術が行われています。
また自費診療であれば、手術後の見た目に配慮した美容外科的な治療を受けることも可能です。
真性包茎の症状にお悩みなら、専門クリニックに相談をしましょう。

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